泉岳寺にて供養祭を行いました。
イベント・出展
2026.04.24

2026年4月24日、泉岳寺(東京都港区)において、供養祭を執り行いました。鳥獣被害対策を事業として日々行うの中で、やむを得ず野生鳥獣の命と向き合う場面もあります。
農作物への被害や生活環境を守るために駆除される生きものたち。その駆除された生きものたちの命への感謝と哀悼の意を捧げ、霊を慰める機会を持ちたく、執り行いました。
当日は、鳥獣害対策に携わる事業者の各会員はじめ、当協会関係者が参列し、静かな緊張感の中で式が始まりました。僧侶による読経が厳かに響く中、参列者一人ひとりが焼香を行い、それぞれの立場から向き合う時間となりました。
供養祭は、農作物や生活環境を守るために行われる対策の中で、失われた命に向き合い、その尊さをあらためて見つめ直すことを目的としています。日々の現場では「守るための駆除」という判断が求められますが、その背景には多くの命の営みがあります。
禅の教えにもあるように、人と自然は本来切り離された存在ではなく、互いに関わり合いながら生きています。だからこそ私たちは、対策を講じる際にも命への敬意を持ち、その重みを受け止め続けることが重要であると考えます。
供養祭を通じて、鳥や獣たちのにぎやかな声の奥にある命の営みに思いを馳せ、人と自然との調和のあり方についてあらためて考える機会とできました。こうした取り組みは、自然と無理なく向き合い、より良い関係を築いていく「ネイチャーポジティブ」の実践の一つであり、地域全体の心地よさにもつながるものと感じております。
今後も当協会は、地域の安全と暮らしを守る取り組みとともに、命への敬意を忘れず、人と自然が共生する社会の実現に向けて活動を続けてまいります。
